保育士大量退職の中央区認可さわやか保育園勝どき6丁目園の非正規職員率について
中央区認可の私立保育園である
さわやか保育園勝どき6丁目園の特徴として、
保育士さんの非正規職員数の割合が
多いことが挙げられます。
今月7日に中央区議会の
予算特別委員会で提出された
「認可保育所別の保育士数の推移
及び巡回指導回数」の資料をもとに、
平成30年度(3月31日見込み)の
非正規職員率の高い認可保育園の
ランキングを作成しました。
さわやか保育園勝どき6丁目園は
中央区認可保育園全52園のうち、
テンダーラビング保育園東日本橋と同じ
非正規率50%(半数が非正規)で、
なんと堂々の1位でした。
このような非正規職員率の高さも、
今回の大量退職と
結びついているのでしょうか。
上位5位までは株式会社の運営する
保育園が続いていますが、
同じ株式会社と言えども、
下位もほとんどが株式会社なので、
株式会社だから非常勤職員の割合が
多いということにはなりません。
ランキングの6位以下は、
公立公営の保育園がずらりと続きます。
中央区が管理する区立保育園です。
非正規職員数の割合が30〜40%。
娘の傷害事故が起きたのは、
公立公営の区立かちどき西保育園ですが、
事故の際、保育室にいた職員5名のうち
4割に当たる2名が非常勤でした。
様々な種類の保育園の中でも
最も待遇の良い保育士さんは、
地方公務員としての給料が支払われ、
福利厚生が充実していて、
年功序列で給料も徐々に上がる
公立公営の保育園に務める保育士さんだと
言われていますが、
その保育士さん達の立場を守るため、
同じ公立公営の保育園で、
非正規雇用の保育士さんが
全体の4割近くも
雇われていることになります。
一方、株式会社運営の保育園では、
株式会社さくらさくみらい、
株式会社こどもの森など、
非正規職員数の割合が0%の
保育園もあります。
HITOWAキッズライフ株式会社も
非正規職員数の割合が低いです。
保育園を運営する企業によって、
人材に対する考え方が異なることが
浮き彫りになるランキングでした。
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