保育園事故の公表を求める会

保育園事故をゼロにするために活動していきます!

中央区立かちどき西保育園の傷害事故発生報告書②

公開された傷害事故発生報告書の

「診断名」「全治予定日数」を見て、

本当に驚きました。

保育園での事故でケガを負った娘を

病院に連れて行き、診察の際も

ずっと付き添っていた保護者の私が

見たことも聞いたこともない

「診断名」と「全治予定日数」が

そこには記入されていました。

 

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中央区立かちどき西保育園作成の傷害事故発生報告書 2ページ目

 

かちどき西保育園の看護師で、

この報告書を記入した山中貴久子さんに

この「診断名」「全治予定日数」は

医師の診断に基づいて

記入したものなのかと尋ねました。

 

確認した結果、

医師による診断ではなく、

過去の保育園事故と照らし合わせ、

縫合した傷は、抜糸が終わった

7日で治療が終了するものとして、

従来から、他の中央区保育園でも

同様に報告しているので、

他の傷害事故に合わせて

書いたものだと判明しました。

 

縫合した傷は7日で全治…。

そのような有り得ない基準が、

どこかに存在するのでしょうか。

 

 娘のケガは、三ヶ月程度の通院加療

(テーピングと遮光)を要すると

診断され、引き続き通院しています。 

 

中央区福祉保健部子育て支援

保育園係長の広瀬俊達さん

(先月お会いした際の名札は

「廣瀬」さんでしたので、

正式な漢字でのお名前は

廣瀬俊達さんかもしれません。)

に確認したところ、

園児が同じような症状でも、

保護者により通院する日数が異なるため、

全治予定日数を一律にするために

7日にしているとのことでした。

 

ただ、おかしいと思うのですが、

保護者によって

全治するまで病院に通うか

全治する前に通院をやめてしまうかなど

通院の日数は変わりますが、

全治予定日数はケガの症状により

医者が判断するものであるはずです。

 

更に、廣瀬さんに確認する中で判明したことですが、

中央区の区立保育園の傷害事故で、

縫合した傷を7日に統一することは、

正式にはどの文書にも

定められていないことが判りました。

 

それだけではなく、

全治予定日数を決定するための

正式な基準となる文書がない

とのことです。

 

そして、基準が定められていない中で、

縫合した傷を7日に統一するという

一般的には考えられないような不文律で、

全治予定日数が決められていました。

 

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