保育園事故の公表を求める会

保育園事故をゼロにするために活動していきます!

中央区立かちどき西保育園の傷害事故発生報告書④

娘のような裂傷の傷害事故は、

重大事故として国に報告されているのか、

内閣府の公開する教育・保育施設等での

事故情報データベースを確認しました。

 

制度の概要等 - 子ども・子育て支援新制度 - 内閣府

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/pdf/h30-jiko_data1.pdf

 

こちらは半年分だけですが、

裂傷だけで20件弱あります。

 

特にこちら↓の2477番の事故が、

娘のケースに近いと感じました。

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特定教育・保育施設等における事故情報データベース平成30年度版より抜粋

事故発生1週間後に抜糸となっているが、その後の医師からの説明では傷跡の経過については数年単位での経過観察のため通院が必要との説明を受けており、さらに現在も傷の悪化を防ぐため激しい運動は控える、テープを貼って傷を保護するなどの日常的な対応が必要な状況である。通院については現在も週に一回程度の通院を継続している。

上の蛍光ペンで色付けした部分の

治療の経過が似ています。

 

こちらは、学童クラブでの事故ですが、

縫合した傷であっても、

「30日以上の治療を要する負傷」

として認められ、

重大事故として報告されています。

 

ただ、同じ縫合した傷でも、

中央区立保育園においては、

重大事故にはなりません。

 

中央区の明文化されてない慣習により、

縫合した傷の「全治予定日数」が

「7日」に統一されるからです。

 

医師の診断ではない、

中央区の慣習により決定された

「全治予定日数」により、

国に報告する義務のあるべき負傷が

報告の義務のない負傷へと

変わってしまっています。

 

娘の事故についても、

このまま娘の怪我の

「全治予定日数」が「7日」では、

重大事故として国に報告されず、

事故の原因を解明してもらうことも、

事故を防ぐ根本的な対策が

打たれることもないのです。

 

対策が打たれなければ、

いつまた、娘が保育園で

もっとひどい事故に遭うか

分かりません。

 

いつまた、保育園から

職場に電話が来て、

娘が重傷を負ったと聞かされるか

分かりません。

 

このような状況は、

本当に耐えられません。

 

そして、これは、

私個人だけの問題ではなく、

中央区立保育園に通う園児や、

その保護者の方々に関わる

大きな問題だと捉えています。

 

こちら↓のキャンペーンにご賛同をお願いします。

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