中央区立かちどき西保育園の傷害事故発生報告書③
保育園で発生した娘の傷害事故の
「全治予定日数」が、
医師の診断によるものではなく、
中央区の明文化されない慣習によって、
「7日」に決定されていました。
私は、娘の怪我について
3ヶ月程度の通院加療を要するとの
診断書をいただいていたので、
保育園係長の廣瀬俊逹さんに
医師の診断に基づいて、
「全治予定日数」を
訂正していただけるように
お願いしましたが、
縫合した傷は7日で統一する方針のため、
断られてしまいました。
仕方がないので、
訂正請求をすることになりました。
「全治予定日数」は、重要な項目です。
廣瀬さんに確認して分かったことですが、
東京都中央区の場合、事故の怪我が
重大事故として国に報告する義務のある
「治療に要する期間が30日以上の負傷」
であるかどうかは、
実際に治療に要した期間ではなく、
「全治予定日数」の期間により
判断されるからです。
重大事故として国に報告する場合、
その報告の様式が
次のとおり決まっています。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/law/kodomo3houan/pdf/h291110/youshiki4.pdf
1ページ目の下の方に
太字で書かれているのですが、
「第2報報告に当たっては、
記載内容について
保護者の了解を得た後に、
各自治体へ報告してください。 」
とあります。
報告書について、
保護者に了解を得ることが
明記されているのです。
それだけではありません。
事故の要因分析として、
ソフト面、ハード面、環境面等、
様々な観点から
要因を分析して記載する項目が
設けられているのです。
以前のブログ↓にも書きましたが、
中央区からの保育園事故についての回答 - 保育園事故の公表を求める会
娘の事故について
溝口薫さんに事故の検証を
お願いしたところ、
「あらためて検証の予定はありません」
との事で断られてしまいましたが、
重大事故であれば、
報告の際、事故の要因の分析をして、
報告書についても
保護者の了解を得なければ
ならないはずです。
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